9月21日にカーサ・カレラ(旧木口建築)さんの内観会に行ってきました。
仲良くさせてもらっている木口設計士より「今回も力の入った作品だから、ぜひ見に来て!」とお誘いいただいていた事もあって、内観会のお手伝いも兼ねて平井にある建築現場に行って来ました。
とても目立つ外観ですぐ分かりました。玄関と思われる場所に搭のようなデザインが施されており(どんなになってるんだろ~と思いいながら)、全体的にはヨーロピアンな雰囲気。落ち着いていて存在感のある木口設計士らしい意匠です。
今回は一般の見学会ではなく案内状持参の内観会でしたので詳細については控えますが、かなりこだわりのある施主様ならではの、デザインや色使いは見ごたえのあるものでした。
注文住宅をデザイナーと打合せしながら作り上げていく、そんな過程が見て取れるような楽しいお住まいです。
そんな中でも私が気に入った部分を少しピックアップして見ます。
玄関ポーチ。ブルーの素焼きタイルが目に飛び込みます。(その前の玄関ドアもすごかったですが) その中央にあるデザインタイルは木口専務がヨーロッパ行かれた時に仕入れられた物だそうです。やっぱり本物は違いますね~ベネチアンガラスがとても綺麗でした。
リビングは吹き抜けになっていて天井には木梁でデザインしています。真っ白な漆喰の壁に無垢の梁が絡み合って深みを出し、その組み合わせが何とも言えない落ち着きを出しているように感じました。
写真では分かりにくいですが、全体は円形になっており、それを取り巻くように階段があり、曲線に曲線が重なって作っている美しさが2階から見ると際立っています。
これはリビング外側にあるダイニング側からの写真ですが、壁紙の色使いもさることながら造作の丁寧さを感じることができます。大きな曲線に沿うように幅木をおさめているのですが、これは中々難しい作業で仕事の丁寧さが良く分かります。木口設計士のデザインだけでない仕事へのこだわりが感じとれます。
まだまだ紹介したいところはあるのですがこの辺で終わりにしておきます。続きに興味ある方は、カーサ・カレラさんにお問合せしてみて下さい。
こだわりの住宅はいつ見ても楽しいものです。
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