ゴールデンウェークの休暇を利用してヨーロッパに行ってきました。長時間のフライトはかなり疲れますが、美しい街並みに風情ある景色は心を豊かにしてくれます。
言葉もろくに喋れませんが、建築物好きの私にとっては眺めているだけでも至福の時間を与えてくれます。今回はドイツ経由でイタリアに入ってフィレンツェを拠点としてアチコチ見て回ってきました。
フィレンツェの街並み・・・何度見ても美しいです。素材を統一し美しい街並みが広がっています。
中部トスカーナ「オリヴィエート」。丘の上にある小さな美しい街です。
城壁の中の街並みはこんな感じ・・・。
景色も素晴らしく、街が自然に溶け込んでいました。
死に行く街「チビタ」。周辺は昔大地震で陥没し写真で見ているところだけ残っています。天空の街と言われているだけあって行くまではかなり大変でした。人が歩いてしかいけない街です。
住宅は個人の所有物ですが、素材や色を統一することで街全体で価値をより高めることができます。昔の日本の町屋が美しいのもそれが理由です。現在の住まいづくりは個人の価値観が重視されていますが、それぞれの地域特性を生かした素材を使ったり、色彩の統一感を持たせることも大切なのではないでしょうか。考える時期に来ているかも知れませんね。
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日記
ヨーロッパの街並み
今年最初の完成現場見学会
去る2月6日、7日に今年初めて完成現場見学会に参加してきました。お伺いした現場は玉島八島で新倉敷から徒歩10分足らずの場所にあります。北側には山が見え、南側は田んぼが開けている静かで雰囲気の良い場所です。
こちらの建物は不動産コンシュルジュでお世話させていただいたW様邸です。建築はいつもおなじみの「カーサ・カレラ」さんで、今回も力作!と伺っていましたので楽しみに拝見させていただきました。
まず目に入るのがモダンでシャープな外観です。車や家具のデザインを見るのが大好きというにW様のイメージを良く表現しているように感じます。ホワイトを基調としながら玄関は目に痛いくらいのレッド!アクセントにもなってデザインを引き締めていました。
内観はというと・・・男にはたまらない空間がそこにはありました!表現することが難しいですがエントランスの取り方がすばらしく、愛車をいつも眺めれるインナーガレージは床の高さまで上げてるだけにリビングとの一体感がすばらしいです。
そして、W様の趣味であり大会にも出るほどの腕前でもあるビリヤードスペースが、リビングの横に配置されていました。で、でかい・・・それが最初に出た言葉・・・本格的なビリヤード台がそこにはありました。そして奥には120インチのプロジェクター・・・暗幕もあるのでビリヤードスペースが一転映画館になります。
ほんの一部しかご紹介していませんが、50坪の敷地を目一杯活用したプランニングでした。施主がこだわった照明器具や家具を引き立てようなインテリアもすばらしく満足殿高いお住まいだったように感じます。(住宅についての詳しい内容はカーサ・カレラさんのHPをご覧下さい)
木造の素材を生かした家
先週の土曜日に完成見学会に行って来ました。当日は真夏の太陽が照りつける暑~い日でしたしたが、お昼間だった事もありゆっくり見学させていただきました。
施主は不動産コンサルティングでお世話させていただいたN様です。施工は不動産バイヤーズエージェント提携企業の「福富建設」さんでした。建物は施主の希望であった木造の質感を充分に生かした温もりのある自然素材の家、施主の意向が反映した素敵なお住まいに仕上がっていました。
↓玄関からの外観 ↓南側からの外観
↓木の温もりが素敵なリビング ↓キッチンも木製のオーダーです
施主のN様は、長い間希望のアリアで土地を探されていましたが、中々見つからないので福富建設さんのお勧めもあって不動産コンサルティングを受けられました。
アドバイスさせていただいたのは、土地探しは土地の条件だけで物件を探すのではなく、希望の住まい方や家族の趣味趣向が生かされる場所を求めること、理想の住宅を建てる為の土地を探しであること、そしてそれを踏まえた上での資金の割り振りでした。
それを踏まえて、関連会社でもあるファーストランドの情報網を駆使し物件を提供させていただきました。そしてコンサルティングの3ヵ月後に現在の土地を取得され、この度の新築完成となったのです。
新築を拝見して出た一言は「N様らしいな~」という言葉でした。多分、満足度の高い新築計画ではなかったのかと思います。
完成見学会
去る、6月6日・7日の両日「不動産バイヤーズエージェント」でお手伝いをさせていただいた、「Y様邸」の完成見学会がありました。場所は倉敷市上東、設計・施工はカーサ・カレラ(木口建築)さんで、店舗併用住宅の素敵な住宅です。ご縁のあった住宅は必ず拝見させていただき、またイベントのお手伝いもさせていただいています。
※建物は施主の思いを反映した素敵なものでした。土地の有効活用も見事で、60数坪の敷地に駐車スペース5台分確保されています。
今回のY様は、1年ほど前にカーサ・カレラさんのお客様として初めてお会いし、土地取得からお世話させていただきました。女性向ブティックを経営されており、その店舗と住宅を併用した住宅を建てる土地探しの依頼を受けました。
いつものように面談の上ヒアリングをさせていただき、それを元に「エリアの絞込み」そして「物件紹介」と進め、3ヶ月後に現在の建築地に出会い決めていただきいました。
それまでも漠然と土地探しはしていたようですが、具体的にお話をすることでスケジュールが決まり、購買意欲も沸き、決断力も備わったと言われていたのが印象的です。
今回の案件では、土地探しで一番大切な住宅のイメージが設計士さんと共に確認し合えたことが一番のポイントだったように感じます。住宅用地取得は家を建設する為の目的ですから、どんな住まいかたをしたいのか、住まいに何を求めているか、で土地探しの選択は変わるように思います。
そんな意味で、今回の住まいづくりのプロセスは最適だったように思います。イベントの終わりにY様のご家族が来られお話をしましたが、その時の嬉しそうな笑顔は、仕事の意義を再認識させられる一時でした。
あっ、住宅のレポートが抜けていました・・・。詳しくは設計・施工をされた「カーサ・カレラ」さんのHPをご覧下さい。(手を抜いてすいません・・・)
最近の不動産市況
今年も早いもので残り1ヶ月半となりました。対岸の火事であったアメリカ発金融危機の影響が、日本の地方都市である岡山にも大きく影響を及ぼし不動産市況が大きく様変わりしています。
今年の春ぐらいから潮目が変わり、夏になる頃には全く違う雰囲気になりました。特にマンションに関しては顕著で、ここ数年岡山に進出していたデベロッパー各社が撤退するまでに至っています。
新築マンションは今や値引合戦に陥り、新築1年未満で数百万円の値引が当たり前のようにされています。当然、中古マンションは値崩れし買い手が付きにくい状況にまでなっています。新築マンションの販売に目処がつくまでは当面このような状況が続くと想定されます。
収益物件に関しては全く止まってしまいました。大きな買い手であったファンドが市場からいなくなり、金融機関が不動産融資に対し貸し渋りとも言える態度になってしまったことが市場の流通を無くしてしまいました。金融機関が持ち直すまではこのままの状況が続くでしょう。
住宅用土地についてはここ数年2極化が顕著になり、特定の人気エリアは高騰を続けそれ以外の土地は値下がりするという傾向が強くありました。夏前ぐらいから「今が高値」との思惑からか人気エリアの供給が増え価格は横ばいもしくは値下がりするところも出てきています。
マンション価格の暴落とも言える状況もあってか土地付一戸建てへの需要は増えていますし、供給が増えたおかげで検討しやすくなっているのですが、金融危機の影響から審査が厳しくなっており住宅ローン融資が付きにくい状況になっています。案件は多くても商談がまとまらないケースが多く見られます。
そんな中検討しているのが中古一戸建て市場です。資金総額が低く、住宅ローンのウエイトも少なく、市況のおかげで物件も多く値交渉も受けてくれやすいことから、この市場だけは何とか維持されています。(ここしかないとも言えますが・・・)
現在のような厳しい状況はしばらく続くと思われます。少なくとも今回の原因である金融が持ち直すまでは改善は見込めないでしょう。過去何度もこのようなことはありましたが、ひょっとすると今回が大きな転換になるように思ったりします。いや、いい加減に物の価値観や概念を変える必要があると思いますし変えなくてはいけないのかも知れません。
将来の大きな変化への期待はさておき、来年は大型の住宅減税も予定されています。現在の状況は厳しいながらも買手にとってはメリットの多い環境でもあります。不動産購入の必要性や時期になっている方や購入が可能で興味のある方は、うまい話やセールストークに惑わされることなく物件を吟味し良い不動産を購入しましょう。そして、こういう時こそコンサルティング(エージェント)を活用して下さい。
完成見学会
今年4回目?カーサ・カレラさんの完成見学会にお手伝いを兼ねて行って来ました。
場所亜は総社市三輪の区画整理内になります。今回のご施主さんは、不動産バイヤーズエージェント業務で携わらせていただき土地をお世話させていただいた方でもありましたので、楽しみに参加させていただきました。
11日からの3連休に見学会を開催されていたのですが、秋晴れの好天に恵まれ、沢山のお客様がお越しになられていました。
←こちらは外観。真っ白な外壁にエントランスのタイルがアクセントになっています。ダイニングからお庭に出るブルーのサッシが一際目立ちます。
お庭をコの字型に囲むように設計されており、どのお部屋も開口部が大きく通風の良い明るい間取りになっていました。
3世代住宅で60坪近くの大きさがあります。
外からお庭を覗き込むと、石で作られたテーブルとイスに緑の芝がうまく絡み合い素敵な空間になっていました。
そして気になるのが奥の部屋の円形の窓。「あの部屋は何の部屋?」と思いつつ中に入っていきました。
今回の設計コンセプトは「スカンジナビア半島、北欧の光と影の家」とのこと、「なるほど~」と思いながら中を拝見しました。
今回も木口設計士のこだわりが随所に見受けられ、インテリアの色使い、素材の選択、そしてコンセプトのあるデザイン。施主の意向を、多彩な提案と施工で実現させています。
玄関サイドにあるリビングはスキップフロアになっており上部は吹き抜け。ゆったりとくつろげます。施主がこだわった生地を使った作り付けの家具はとても素敵でした。
1階のメインでもあるダイニングキッチンはとても広く、明るく、快適なスペースです。そこに置かれた巨大なキッチン・・・トーヨーキッチンでも岡山初となるシステムキッチンだそうです。(それにしても本当大きかった・・・)
まだまだ紹介するところ満載ですが、これくらいにしておきます。もっと知りたい方は、ぜひカーサ・カレラさん行ってみて下さい。(沢山の写真を見せてくれます)
施主と設計士が膝を付き合わせ、納得のいくまで打合せを重ねたお住まいは、何かハートを感じさせます。
この度のお住まいにもそれを感じました。こんな家作りが出来ると満足は120%でしょう。
内観会に行ってきました
9月21日にカーサ・カレラ(旧木口建築)さんの内観会に行ってきました。
仲良くさせてもらっている木口設計士より「今回も力の入った作品だから、ぜひ見に来て!」とお誘いいただいていた事もあって、内観会のお手伝いも兼ねて平井にある建築現場に行って来ました。
とても目立つ外観ですぐ分かりました。玄関と思われる場所に搭のようなデザインが施されており(どんなになってるんだろ~と思いいながら)、全体的にはヨーロピアンな雰囲気。落ち着いていて存在感のある木口設計士らしい意匠です。
今回は一般の見学会ではなく案内状持参の内観会でしたので詳細については控えますが、かなりこだわりのある施主様ならではの、デザインや色使いは見ごたえのあるものでした。
注文住宅をデザイナーと打合せしながら作り上げていく、そんな過程が見て取れるような楽しいお住まいです。
そんな中でも私が気に入った部分を少しピックアップして見ます。
玄関ポーチ。ブルーの素焼きタイルが目に飛び込みます。(その前の玄関ドアもすごかったですが) その中央にあるデザインタイルは木口専務がヨーロッパ行かれた時に仕入れられた物だそうです。やっぱり本物は違いますね~ベネチアンガラスがとても綺麗でした。
リビングは吹き抜けになっていて天井には木梁でデザインしています。真っ白な漆喰の壁に無垢の梁が絡み合って深みを出し、その組み合わせが何とも言えない落ち着きを出しているように感じました。
写真では分かりにくいですが、全体は円形になっており、それを取り巻くように階段があり、曲線に曲線が重なって作っている美しさが2階から見ると際立っています。
これはリビング外側にあるダイニング側からの写真ですが、壁紙の色使いもさることながら造作の丁寧さを感じることができます。大きな曲線に沿うように幅木をおさめているのですが、これは中々難しい作業で仕事の丁寧さが良く分かります。木口設計士のデザインだけでない仕事へのこだわりが感じとれます。
まだまだ紹介したいところはあるのですがこの辺で終わりにしておきます。続きに興味ある方は、カーサ・カレラさんにお問合せしてみて下さい。
こだわりの住宅はいつ見ても楽しいものです。
摩訶不思議
毎日日課としているメールチェックにHPのアクセス数チェック。
HPのアクセス数は普段なら100件以内なのですが、ここ一週間のアクセス数は多い日で2,000件、少ない日でも300件前後と激増。その上、岡山県内からのアクセス数よりも東京や県外からのアクセスが多くなっていると言う現象が起きてました。
「なぜ??」と思いつつ調べて見ると、あるサイトに当社のHPが紹介されていてそれが原因ということが分かりました。
そのサイトは、優れたWebデザイン、かっこいいWebサイトを集めたWebデザインのサイト「ズロック」で、ここに紹介をされていたおかげでアクセス数が激増していたのです。
サイトを覗いてみると、有名企業やベンチャー企業の素敵なHPが紹介されています。その中にスタイルプランニングのHPも・・・何とも摩訶不思議、表現できない感じでした。
現場見学会
先週の土曜日に不動産バイヤーズエージェント提携企業さんでもあるカーサカレラ木口建築さんの現場見学会に行ってきました。
こちらの施主さんは住替えでの計画なのですが、所有していた不動産の売却を当社でお手伝いさせていただいた経緯もあり私自身ご縁があった方でもあります。
さて建物は、木口設計士ならではの個性的な提案が随所にちりばめられており、また施主さんの思いもあちこちに反映されている素敵なお宅でした。
当日は、不動産購入から計画のお客様がいらっしゃれば対応させていただくつもりでしたが、次から次に来場されるお客様にビックリしてしまいました。
「今回は告知をあまりしていないので少ない方ですよ~」と木口設計士は言われてましたが、昨今の住宅不況とは縁遠い盛況ぶりで、個性的な住宅を提案しこだわりを持って仕事に取り組んでいる会社はやはりニーズがあるんだな~と再認識させてもらいました。
そして、もう一つ興味深かったのは、木口設計士さんで過去に家を建てられたOBの施主さんが多く見えられていたとこです。
家を建てても家を見ることが好きで、また建築をしてもらった設計士さんが今度はどんな家(作品)を建てたのか興味あって来場されているようです。
いい出会いがあって、信頼し任せて、納得した家作りが出来て、今も時々顔を合わせられる関係。理想の住まい作りを感じれた見学会でした。
岡山土地探し Vor2
実際の「土地探しサポート」で行っていることを紹介します。
サポートの最初に必ずさせていただいていることが、希望エリアの都市計画図を見ながらのお話しです。住宅用地の購入の場合、都市計画に定められた用途地域を確認し、どんな建物が建てられる地域であるかを確認してエリアを絞り込みます。
これは土地を購入する場合の基本的なことなのですが、その場で初めて都市計画図を見られ、希望されている地域が住宅地として向かないことを知られ方も少なくはありません。
都市計画図は将来の道路整備も記載されていますので、用途地域を確認するだけでなくそのエリアの将来図も想像することが出来るものです。
何十年も住むことになる訳ですから、そのエリアの将来図を知ることは必要なことです。
市役所の購買で誰でも購入することが出来ますし、インターネットで確認することも出来ますから一度は見るようにして下さい。
その後は、物色エリアの絞り込みを行っていきます。岡山のように四方に同等な住宅地があるところではこれがうまく出来ないと、中々良い土地に巡り会うことは出来ないように感じます。
続く・・・