コンサルティングをさせていただいたK様から、こんなありがたいメールをいただきました・・・
~中略~
「ご報告です。お世話になった家に入居する運びとなりました。先日も夫と話しながら、なんで◯◯建設で建てようと思ったかとたどっていくと、そこには、中川さんにお世話になった◯◯◯◯から始まり、さまざまな家を見る機会を得たこと。また、売りにも出てないような土地を購入できるのか、まさに雲をつかむような話にも真剣につきあっていただいたことが外せませんでした。様々な土地の相場感や条件のご助言をいただき、素人の私たちにご示唆をいただき、大変感謝しております。家は大きければいいというも のではない。必要十分な家がよい家であること。目からウロコのようなお話や考え方を聞かせていただき、その感覚を持って、選択することができ、その結果、何の妥協もしていない満足した買い物ができたかと思います。本当にありがとうございます。」
こちらのK様は、ご主人が小さい時にお住みになられていた地域に土地を買って家を建てたいと計画されてのご相談でした。ただ現実は、かなり限定される地域であり、売りに出ているような物件も皆無という状況でした。このようなケースでは、土地を見つけるのではなく、作ることをしていかなければならないのですが簡単な作業ではありません。
あらゆる手立てを想定しながら施主様と一緒に考えました。そしてK様自ら何度も現地に足を運んでいただくような大変な苦労もしながら2年がかりで土地を確保し、その間に建築会社も平行して検討し、そしてそのお住まいが最近完成したのです。簡単に書いていますが、挫折有り、困難有りの大変な住まいづくりだったと思います。
この度の住まいづくりはまさに施主様の情熱と思いの賜物です。私はご相談に乗らせていただきアイデアやアドバイスはしましたが、それを粘り強く、時には辛抱強く、真摯に実行したのは施主様ご自身です。思いは実現するとは良くいったもので、強い意思がそれを実現したという案件でした。
コンサルティングは基本客観的に物事を見てアドバイスをしますが、実際物事を前に進める時には思いや情熱は不可欠です。そして何事も同じだと思いますが、互いに信頼がなければ関係は成り立ちません。信頼し何でも話せる関係になること、思いや情熱も遠慮無く話しできることが、良い結果に結びつくのだと思います。
このようなお客様からのメールをいただけることはコンサルティング冥利につきます。今後も、一人でも多くの方の住まいづくりのご相談を受け、お手伝い出来るように精進していきたいと思います。
K様、ご新築おめでとうございます。携わらせていただき、ありがとうございました。