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住まいづくりワンポイントアドバイス

2016.03.12

お客様の地鎮祭

今日は朝一番に住まいづくりコンサルティングでお手伝いをさせていただいた、O様の地鎮祭に参加してきました。空気は冷たかったですが、雲一つない快晴で、春の暖かい日差しが降り注ぎ、とても気持ちのいい地鎮祭でした。地鎮祭とは、土木工事や建築工事などで工事を始める前に行う、その土地の神(氏神)を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得る催事です。日本では宗派に問わず昔から行われていますが、住まいづくりにおいて一つの大きな区切りとなるイベントの一つです。

今年の5月でエンドユーザー向けの住まいづくりコンサルティングを始めて10年になります。数えてみると延べで155件のお住まいをお手伝いさせていただきました。エンドユーザーが自分にあった住宅を自由に選べ、建築会社の都合で進む商談を施主側の都合とフィフティフィフティにし、納得の住まいづくりとなることを基本理念として始めた事業ですが、当初は利用してくれる方がいるのだろうかと不安を感じながらでした。

私がクライアントと出会うのは、お客様からの紹介もありますがセミナーや相談会を通じてが多いです。お互いのことを知るにはそのような機会を利用するのが一番いいのでしょう。顔を合わせて話をすることで人となりを知ることができます。互いの価値観や考えが合うと思ええば個別相談を受けるようになり、そこから住まいづくりのサポートが始まります。

コンサルティングの最大の山場は住宅会社の選択です。建築の素人である施主は建築会社のことを知るすべがありませんし、選択を間違えれば大きなトラブルを招くことになります。施主の考えを細かく確認し建築会社の選択という困難な課題を一緒にクリアしていきます。建築会社の選択がで無事きれば細かな打ち合わせを重ね、全ての事柄が完了した暁に地鎮祭を迎えるのです。

地鎮祭をおこなうことで施主は家を建てることを実感します。ここまで来たという安堵感、いよいよ工事が始まるという期待感、家を建てれるという喜び、施主だけでなく家族や親族も皆笑顔に満ちています。これらを目の当たりすると、この仕事を始めて良かったとやりがいと責任感を強く感じます。地鎮祭は施主だけでなく私自身にもいろんなことを思い起こさせてくれるのです。
今日の地鎮祭参加で、あらためて仕事の意義とやる気を与えてもらえました。

株式会社スタイルプランニング

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