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住まいづくりワンポイントアドバイス

2019.08.16

コラム「子供と住まい」

まだまだ暑い日が続いていますが、二十四節季でいえばすでに立秋。少しづつ日が短くなり、朝晩も涼しくなって、一年で一番過ごしやすい季節である秋になっていきます。秋は気候が安定しているので外出する機会も増えると思いますが、それを見越して、各住宅会社の建物見学会などが数多く開催されます。「住まいの〇〇日」のような大きなイベントからお客様の完成現場見学会のような小さなイベントまで、あちらこちらで住宅関連のイベントが開催されるのが秋なのです。

さて、今回のテーマは「子供と住まい」。そもそも住宅がなぜ必要なのかということからお話をしたいと思います。なぜ人は我が家を持ちたいと思うのでしょうか?家賃がもったいないから?ステイタス?友人知人が建てたから?いろいろな理由があると思いますが、多くの方は「家族が増えたから」とか、「家族で楽しめる広いリビングが欲しい」とか、「子供に個室を持たせ勉強に集中できる環境を作ってあげたい」などの理由から「家族」がキーワードとなって住まいを求め始めます。

中でも、子供を育てる為にマイホームを持ちたいと思われている方が最も多いのですが、実際、住宅が子供に与える影響はとても大きく、マイホームで育った子供と賃貸住宅で育った子供とでは、物の考え方や価値観、住宅での過ごし方や生活習慣などが異なるという研究発表がされているくらいです。単純に考えてみても、賃貸住宅に比べてマイホームの場合、家で過ごす時間が圧倒的に多くなると思います。

例えば、マイホームは広いですから掃除も皆で分担します。イベントがあれば皆で飾りつけをしたくなるようなインテリアですし、広いキッチンだからこそ一緒に料理を作ったり、お庭のメンテナンスも手分けしておこないます。マイホームを持つことで家でするべきことが多くなるのです。以前にも述べましたが、マイホームは家族の象徴、家族で思い出をつくる場所であり、いろいろなことを一緒に学ぶ場所なのです。

居住環境が良くなり生活が安定することで、心身共に落ち着く場が確保できます。子供だけでなく大人も居住環境が充実することで日々の生活に潤いが生まれ生活に張りが出ます。マイホームが居住者(家族)に与える影響というのは、計り知れないものがあるというのは少し言い過ぎでしょうか。暑さも一段落し過ごしやすくなる秋、都合や時間が合うようならば、お近くの住宅展示場や各住宅会社の見学会などに足を運んでみて下さい。夢のマイホームが実現する、そんな運命の出会いがそこにはあるかも知れませんよ。

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