今年度は景気回復を反映してか、大手各社を中心にベースアップのニュースが発表されました。地方都市岡山ではあまり好景気を実感できるまでに至っていませんが、大都市を中心に景気は確実に良くなってきているようです。
好景気イコール良いことばかりではありません。住宅取得を考えている人にとっては特に金利が気になると思いますが。景気が良くなれば金利も当然上がっていきます。
金利は特性上、下がるときはある程度時間をかけながら徐々に下がるようです。上昇の際にはかなりのスピードで上がることが多く、過去の事例からはそれが読み取れます。今後は過去の様に急激に上がることは考えにくいですが、今後数年で確実に上昇していく気配はかなり強い状態です。
大都市での景気浮揚や、地価の上昇はおよそ三年~四年経った後に岡山に浸透してきています。首都圏を中心とした地価上昇が地方に来るまでにはもう少し猶予がありそうですが、金利については都銀が上昇すれば、それは先に全国に飛び火します。つまり、地方都市では景気が回復基調になっていなくても、金利だけが上昇する可能性があるのです。
金利上がると言うだけで住宅取得を考えるのは危険ですが、今まさに必要と感じている状態なら、今後の金利動向には充分注意する方が良いでしょう。
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金利動向
中国電力の情報誌
[Good Balance」春号にコラムを掲載させていただきました。この冊子は電化住宅の紹介や電化イベントの告知を行っているものですが、住宅メーカーや設備メーカーの市内MAPも掲載されていているので、エンドユーザーが見ても中々良いのではないかと思います。
このような媒体でのコラム掲載というのは初めてでしたので多少戸惑いもありましたが、住宅コンサルタントを知っていただくのには良い機会だったように感じました。中国電力さんの電化ショールームは電化設備を知るには良いところです。住宅会社とはまた違った形で電化設備を説明してくれますので、検討されている方は一度足を運んでみてはどうでしょう。