実際の「土地探しサポート」で行っていることを紹介します。
サポートの最初に必ずさせていただいていることが、希望エリアの都市計画図を見ながらのお話しです。住宅用地の購入の場合、都市計画に定められた用途地域を確認し、どんな建物が建てられる地域であるかを確認してエリアを絞り込みます。
これは土地を購入する場合の基本的なことなのですが、その場で初めて都市計画図を見られ、希望されている地域が住宅地として向かないことを知られ方も少なくはありません。
都市計画図は将来の道路整備も記載されていますので、用途地域を確認するだけでなくそのエリアの将来図も想像することが出来るものです。
何十年も住むことになる訳ですから、そのエリアの将来図を知ることは必要なことです。
市役所の購買で誰でも購入することが出来ますし、インターネットで確認することも出来ますから一度は見るようにして下さい。
その後は、物色エリアの絞り込みを行っていきます。岡山のように四方に同等な住宅地があるところではこれがうまく出来ないと、中々良い土地に巡り会うことは出来ないように感じます。
続く・・・
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岡山土地探し Vor2
岡山土地探し
コンサルティングの業務の一つに「土地探し」をしています。実はこのところかなり引合いが多くなり「住まいのコンサルティング」よりこちらの方がメイン化しているぐらいです。実際に利用されたお客様からもかなりの好評をいただいていますので、少し紹介させていただきます。
岡山の地域性の特徴ですが、土地を購入してからの住まいづくりの計画は、全計画の半数にも達します。特に若い世代の計画ではその割合はさらに高く70%程度にもなります。一般の方が土地探しをする場合は、不動産広告などから物色している方が多いですが、優良な物件はそう簡単には見つかりません。
たまたま見つかったとしても、予算的に無理であったり希望する住宅会社以外の建築の条件がついていたりして断念せざるおえないケースも多々あります。スムーズに納得して理想の土地を手に入れるには、多くの専門的な情報収集と具体的な資金計画をたてることが必要です。
また、購入時のトラブルを防ぐためには、買主側の立場にたつ仲介人を持つことが大切です。それを具体的にしたサービスが「土地購入サポート」です。現状の不動産流通状況や、購入までのスケジュール、資金計画など購入に必要な打合せをし、具体的な物件を紹介していきます。
多くの方に知っていただく為に、このブログで何回かに分けを利用紹介してみたいと思います。
土地購入からのご計画を立てている方はぜひ参考にしてみて下さい。
年金問題と住居費
昨今、世間を賑わしている年金問題。確かにお金を受け取った側が記録を管理していないなど、言語道断といわざるを得ません。ただ、このことをここで論じるつもりはありません。今回は、老後の住居費について考えます。
近年の住宅建築者の多くは30代前後の施主が多く、長期のローンを抱える決断とともに購入の選択を迫られます。建てるべきか建てざるべきか?
建てたほうが得と考えます。
家を建てた場合、取得に必要なローンの支払いと固定資産税が「住居費」として必要になります。シビアに言えば修繕費やリフォーム費用も必要になるかもしれません。
一方、賃貸住宅の場合、住居費=家賃です。毎月○万円さえ払えれば住居費として消えていくお金は家賃だけですみますが、より条件の良い広い場所へ移ると家賃は上がり、敷金保証金等まとまったお金もその都度必要になります。
問題は老後の居住の在り方です。持ち家の場合、年金受給時期までにローンが終わっていれば(一般的には終わる)最低年間の固定資産税だけで生活できます。また、介護施設に入る必要になった時にも、持ち家を担保にお金を借り施設に入る選択肢も残されています。
賃貸の場合は、変わらずに家賃を払い続ける、介護サービスを受ける、施設に入る、どのような選択肢も日々毎月、多額の住居費が必要となります。
家を建てる=住宅ローンを背負い込むではなく、将来の為の住居費を抑えると考えたほうが良いのかもしれません。