今日は大晦日。あと数時間で2008年が終わります。日頃出来ない片づけを済ませリビングで1年を振り返っています。
色々ありましたが無事終わったことに感謝しています。仕事面では厳しいことが多かった1年でしたが、新しい出会いも多く巡り合った方々との来年の仕事が楽しみです。
テレビを見ると「来年は厳しい」と連呼していますが、それも気の持ちようで今までが良すぎただけで少し休憩と思えばいいのではないでしょうか。マスコミは恐怖ネタが好きなのでこぞって「世界恐慌」報道をしていますが、こんな時だからこそ元気や希望を持てる番組を作って欲しいと思うのは私だけでしょうか。
今の状況は概念や生き方を見つめ直す良い機会でしょうし、今までのような経済活動が永遠に続くはずも無いのですから、持続可能な社会や経済活動を前向きに考えた方が得策と思います。
不動産関係も、そのあり方や活用の仕方を変化させる良い機会だと思うので、その業界で仕事をしてる一人として新しい販売の提案や工夫した物件を生み出すことをしていきたいと考えています。
肩の力を抜いて、自分らしく、自分のスタイルで、自由に仕事に取り組んでいくことが来年の目標です。
2009年という年が希望溢れる明るい1年になることを期待して・・・
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大晦日
今年を振り返って・・・
本日、仕事納めとなりました。今年は特に激動の1年間でした。(今風に言うと100年に一度の・・・でしょうか)
当社のメイン業務である「住宅コンサル」「土地購入コンサル」については、不動産市況が大きく様変わりをした事もあいまって、前年に比べ倍近くのお話をいただいた1年でもありました。
元々、コンサルという仕事はリスクヘッジの仕事ですから、先行きが見えないこのような市況になったり、判断出来ないような沢山の情報が出てくると活用する方が多くなるのですが、それにしても世の中の急激な変化に後押しされるような形で仕事が増えたのは複雑な心境です。
20年前に「バブル崩壊」という未曾有の出来事を経験をしている者の一人として、「人間って懲りないな~」と思う反面、今回の金融危機については原因を作ったと思われる輩達に強い憤りを感じます。
金融のプロ達が自分達の利益だけを追求し、金融工学に基づいた複雑な金融商品を作って売りさばいた結果が、急激な経済変化を起こし実体経済に影響を与えているのですから一般の我々はたまったものではありません。
20年前の「バブル崩壊」も原因は銀行でした。今回も投資銀行と言われる金融機関が原因で、そこに湯水のごとくお金を注ぎ込んでいたのも銀行です。いったい彼らの役割って何?と思わざるを得ません。
コンサルの仕事は、売り手(プロ)と買い手(素人)という立場の違い(情報や経験)からくるギャップを埋めていくのが仕事なのですが、売り手が今までに無い形やスピードで商品を出してくることを考えると日頃の情報収集や勉強はかかせないことと感じました。
今日における流通や情報の量とスピードにどうやって対応していくか、来年はさらに工夫を求められる1年になるように感じます。
人気のセミナー
今年も残りわずかとなってきました。今年は不動産市況が劇的に変わった年でもありましたが、その影響はこれからさらに勢いを増していくように感じます。
このような厳しい状況からかセミナー依頼が多くなっています。その内容も各種様々で、住宅取得・土地取得・不動産資産活用などとなっています。セミナーの内容は特に変わったことをしているのではなく、基本に忠実というか購入に至る原点を確認しあうというものです。実はこれが一番大切で、不動産流通の仕組みを知り、購入に至るスケジュールを確認し、購入する動機を明確にしましょうというものです。
この3点を把握しておけば失敗をすることはありませんので、セミナーではそのあたりのお話を出来るだけ分かり易い形でお話をするようにしています。また、ケーススタディを活用して理解していただきやすいようにもしていますので、個別相談はチョットという方にそれらを活用していただいているようです。
最近では住宅会社さん主催のセミナーに呼ばれることも多くなってきたのですが、私のような中立的な立場の人間だからこそお話できるようなこともあって、参加された方々には喜ばれているように感じます。
そういう活動の影響か、来年からは総合住宅展示場「ハウジングスクエア青江」にてサンデーコンサルティングの相談員をすることになりました。隔月ですが第4日曜日にセンターハウスで行います。(ちなみに費用は無料です)
「失敗の無い不動産購入」「大切な不動産の資産活用」が私の仕事のポリシーです。セミナーなどで勉強していただいても結構ですし、個別相談でコンサルティングを受けていただいても結構です。自分にあったやり方で不動産購入をして下さい。