先週の土曜日に完成見学会に行って来ました。当日は真夏の太陽が照りつける暑~い日でしたしたが、お昼間だった事もありゆっくり見学させていただきました。
施主は不動産コンサルティングでお世話させていただいたN様です。施工は不動産バイヤーズエージェント提携企業の「福富建設」さんでした。建物は施主の希望であった木造の質感を充分に生かした温もりのある自然素材の家、施主の意向が反映した素敵なお住まいに仕上がっていました。
↓玄関からの外観 ↓南側からの外観
↓木の温もりが素敵なリビング ↓キッチンも木製のオーダーです
施主のN様は、長い間希望のアリアで土地を探されていましたが、中々見つからないので福富建設さんのお勧めもあって不動産コンサルティングを受けられました。
アドバイスさせていただいたのは、土地探しは土地の条件だけで物件を探すのではなく、希望の住まい方や家族の趣味趣向が生かされる場所を求めること、理想の住宅を建てる為の土地を探しであること、そしてそれを踏まえた上での資金の割り振りでした。
それを踏まえて、関連会社でもあるファーストランドの情報網を駆使し物件を提供させていただきました。そしてコンサルティングの3ヵ月後に現在の土地を取得され、この度の新築完成となったのです。
新築を拝見して出た一言は「N様らしいな~」という言葉でした。多分、満足度の高い新築計画ではなかったのかと思います。
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木造の素材を生かした家
岡山の建築家との懇親会
先日、岡山の建築家5名の方と懇親会(意見交換会)を行いました。幹事は日頃仕事でお世話になっている(株)unita設計室・横田設計士さんで、横田設計士さんのブレーンである建築家の方々とお酒の飲みながら話をするという場でありました。
集まった皆さんはつわものぞろい?で、いろいろな話を伺いました。もちろん、私が行っているコンサルティングの話もさせていただいたのですが、建築家の方々の「生き様」というか「志」というかクリエイティブな仕事ならではの苦労や取り組みの話はとても刺激的で興味深いものでした。
詳しい事を書くと何時間掛かるか分からないので割愛しますが、形の無い物を作っていく作業はとても大変で多くのエネルギーを使います。それを支えるには情熱が必要で、席を共にした建築家の皆さんはその煮えたぎる情熱をビシビシ発しておられました。
建築においての設計と施工、これは一体でなくてはいけない反面一定の距離をおいた緊張感も必要な関係であるといえます。最近は住宅メーカーを代表として設計と施工を一体にした体系をとっているところが多いのですが、この場合メリットだけでなくデメリットも生んでしまっている現実があります。
建築家の方々と話をしていて感じたのは、それに対しての危機感というか、改善というか、変えていかなければいけない(本来の姿に戻す)という問題意識だったように感じます。私の仕事に置き換えてみるとまた違った見方もありますが、今やっている設計士、施工者、エンドユーザーの通訳をする仕事の必要性は今回も強く思いました。
このような時間は色々な事を気づかせてくれる切欠になります。今後も機会があればこのような時間は作りたいですし、出来れば何らかの形で発信していきたいと思います。