12月の4日、5日に資産住宅セミナーを行ないました。両日で40組程のお客様に参加いただきお話をさせていただきましたが、セミナー終了後にも多くの個別相談がありその反響に驚いているところです。
個々のご相談内容は皆さん様々なのですが、お悩みの中に共通していることとしては、不動産取引や運用を検討する折にエンドユーザー側の相談相手がいなかったことです。
重要でかつ高価な買物になる不動産ですが、直接的な利害関係の中で客観的な意見を得ることが難しいため、多くの判断をエンドユーザー側だけで進めるようになっています。
エンドユーザーが不動産関係の専門知識を持つ事は一般的には困難ですし、また実務を多く経験することも普通はありませんから、そのような限られ環境の中で下した判断は思わぬ結果を招くことも少なくありません。
これは、不動産業界の仕組みや取引上の慣例に問題があるのですが、直ぐには可決する事は難しく、自己防衛的な手段を講じるしか今は解決する方法はありません。
ご相談に乗らせていただきお話をさせていただくと、皆さん「こんなアドバイスが欲しかった」と言われます。何も特別なお話をしている訳ではないのですが、現実にはそれすら知る術が無いのです。
このような機会を通じあらためて今の仕事の必要性を感じました。可能な限りイベントやセミナーに参加させていただき、多くの方々と知り合う機会を作ろうと思います。
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