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2022.02.28

理想のデザイナーズ住宅

Q:理想のデザイナーズ住宅を建てるときのメリット・デメリットを教えて下さい

「デザイナーズ住宅」とは、建築家やデザイナーが監修、設計したデザイン性の高い住宅のことをいいます。注文住宅の場合、自分の理想とする住まいを実現するために建築家と長い時間を掛けて作り上げていきますので、施主のライフスタイルや価値観が色濃く反映される住宅になるといわれています。また、建売(マンション含む)の場合では、事業コンセプトに沿って建築家やデザイナーが新しい発想で提案する住宅を指し、新しい考え方を取り入れた間取りやデザイン、最新の設備機器などの提案がなされています。このようなものを総じて「デザイナーズ住宅」と呼んでいますが、建築家やデザイナーが住まいづくりに深くかかわるという点が特徴で、エンドユーザーにとっては興味深い住まいとして注目されています。

ただ、「デザイナーズ住宅」ならではのデメリットもあります。デザインやお洒落さを優先するが故に住宅としてとして必要なものを省くこともあり、後々頻度の高いメンテナンスをしなければならないことになったり、斬新であるが故に極端に使い勝手の悪い住まいになったりすることがあります。つまり、本来住宅として必要な機能性や耐久性、経済性、利用価値が軽視されることがあるということです。また、注文住宅では、計画から完成まで時間が掛かかるという点、他にはないものを追求するがあまり結果的に高価になってしまうという点もあります。

注文住宅で「デザイナーズ住宅」を検討したい場合には、施主自身が住まいに対するイメージを明確に持ち、得るもの失うものも理解した上で、設計者と協議し提案を受ける必要があります。向いている方は、一般的ではないが好きという性格であったり、設計者との長時間の打合せや維持管理をマメにするということも楽しめるという性格の持ち主だと思います。優れたデザインは私たちの心を豊かにしてくれます。しかし、住宅は長く快適に使えなければ意味がありません。それを両立できるような「デザイナーズ住宅」を求めることがポイントになるのではないかと思います。

 

 

2022.02.23

3月度のセミナー・相談会のお知らせ!

3月度のセミナー・相談会は以下の通りです。不動産の処分や活用をお考えの方、住まいづくりが上手く進んでいない方、不動産の購入でお悩みの方はぜひご参加下さい。

【セミナー・相談会】

3月6日(日)
「住まいづくり何でも相談」 主催:ハウジングモール倉敷
時間:11:00~16:00 ※個別相談形式 1時間ごと
場所:倉敷市酒津1625-1 ハウジングモール倉敷センターハウス

3月13日(日)
「不動産と住まいの相談室」 主催:(株)カーサ・カレラ
時間:10:00~17:00 ※個別相談形式
場所:岡山市中区賞田80番2  カーサ・カレラモデルハウス

3月20日(日)
「不動産と住まいの相談室」 主催:(株)スタイルプランニング
時間:13:00~17:00 ※個別相談形式
場所:岡山市北区丸の内2丁目11番20 スタイルプランニング事務所

3月27日(日)
「住まいづくり大相談会」主催:ふれあいホームタウンおのみち
時間:10:00~16:00 ※個別相談形式 1時間ごと
場所:尾道市高須町4789-10 ふれあいホームタウンおのみち

セミナー・相談会は予約制になっているものもありますので、詳しくは主催者までお問い合わせ下さい。個人向けのご相談は日時を問わず随時受け付けております。問合せフォームにてお気軽にお申し込み下さい。

2022.02.15

「こどもみらい住宅支援事業」について

Q:「こどもみらい住宅支援事業」について教えて下さい

「こどもみらい住宅支援事業」は令和3年度補正予算で新しく創設された住宅取得支援事業です。制度の目的は、「子育て支援及び2050年カーボンニュートラルの実現の観点から、子育て世代、若者夫婦世帯住宅取得に伴う負担軽減を図るとともに、省エネ性能を有する住宅ストックの形成を図る」とされており、補助対象となる住宅は「高い省エネ性能を有する住宅の新築、一定のリフォーム」となっています。ここでは新築の支援事業の内容について解説をします。

まず、補助対象の新築住宅は50㎡以上で、住宅の性能により3種類に分けられています。①ゼロエネルギー住宅(ZEH)に準ずる住宅(強化外皮基準かつ再エネを除く一次エネルギー消費量▲20%に適合するもの)は1戸100万円、②高い省エネ性能等を有する住宅(認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、性能向上認定住宅等)については1戸80万円、③省エネ基準に適合する住宅(断熱等級4かつ一次エネ等級4を満たす住宅)は1戸60万円の補助金が受けられます。対象となる方は、①子育て世帯(18歳未満の子を有する世帯)、②若夫婦世帯(夫婦のいずれかが39歳以下の世帯)で、令和3年11月26日以降に工事請負契約を締結し、令和4年1月開始予定の「事業者登録」をした事業者が着工したものに限るとなっています。この支援事業は、事業者(工事請負業社もしくは分譲業社)が申請をする形となっていますので、「事業者登録」をした事業者が工事着手後に交付申請をおこなうことで補助金が交付されます。交付申請期限はR4年10月末まで、工事完了報告期限はR6年12月までと定められていますので、期限内に全ての手続きを終わらせることが必要です。

「こどもみらい住宅支援事業」は、若い世代の住宅取得支援と質の高い住宅のストックを図ることが目的となっていますので、ここ2~3年で住宅取得を考えている対象となる世代の方にとっては、有効的かつ活用しやすい住宅支援だと思います。

2022.02.02

Youtubeの新作動画をアップしました

不動産と住まいの相談室 Youtubeの新作動画をアップしました。
【令和4年度住宅所得の税控除、補助金について】住宅ローン減税(所得税相続税、贈与税、個人住民税)、こどもみらい住宅支援事業などの補助金について不動産のプロが丁寧に解説します!
ぜひご覧ください。

中川雄二の不動産と住まいの相談室 サイト内ページ
https://www.style-planning.jp/youtube/

中川雄二の不動産と住まいの相談室 Youtubeリンク
【令和4年度住宅所得の税控除、補助金について】
https://youtu.be/KOXxORtcTuU

株式会社スタイルプランニング

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