不動産市況が怪しくなってきてる・・・
先日、路線化の発表があった。上がり幅は小さくなったが3年連続で上昇しているという内容。が、どうも市場はそんな感じではなくなっている。路線化は1月1日を基準として出されているのでタイムラグがあるが、この半年で市場は大きく様変わりしてきている。
原油高に始まる物価の上昇。所得の伸び悩み。そしてあのサブプライム問題。
岡山の不動産も、皆が好む特定の地域以外は物件は極端に動きが悪く需要も少ない。運良く特定の地域で物件が見つかっても、ローンの審査が厳しく条件が揃わず商いが成立しない。ここ数年市場を引っ張っていた不動産ファンドの急速な撤退が金融機関の不動産融資を揺さぶっている。
市場は少し調整局面に入ってきた感じがする・・・。
全ての取引がなくなるわけではないが、勢いやブームで進んでいたことはいつか萎んでいくのは当たり前かも知れない。
ある意味普通の状態に戻ったこんな時は、少し腰をすえて品定めもするのも良いかも知れない。
個人の不動産購入は、生活をより良くするためと家族のためのものであるのだから。
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んんん・・・怪しくなってきた
コンサル仲間
先日、知人が尋ねて来られました。西崎さんと言う方で以前は住宅メーカーのS社さんで長く住宅営業をされていた方です。
最近、ファイナンシャルプランのコンサルタント業を始められたと聞いていたのですが、少し落ち着かれたようで、挨拶がてらにと事業パートナーの増永さんという方とお出でになられました。
お二人は「有限会社キャッシュフローコンサルティング」という会社で事業活動をされていますが、主にエンドユーザー向けのライフプランの作成や保険コンサルティングを行なっていらしゃいます。ファイナンスが専門分野ですので、年金・保険・相続等の相談に乗られているとのことです
役員でもある増永さんは、この道11年のベテランコンサルタントで独特の雰囲気を持たれている方です。西崎さんは住宅営業の経験と知識を生かし、住宅購入に係わるファイナンスの提案をこれからなさるようで、新たな市場開拓をしていきたいとのことでした。
今回の話で、互いの足りない部分を補う形で総合的なコンサルティングを行ないましょうと意気投合したのですが、このような同じ価値観で仕事が出来るコンサルタント仲間が増えるのは喜ばしいことです。
何か元気が出る出会いでした。
東京は・・・
先日、出張に行ったついでに東京の友人と会ってきました。
東京駅で待ち合わせだったので、待ち時間を利用して駅周辺の再開発を見ようと思ってウロウロしてみると1年前には見かけなかった高層ビルがあちこちに・・・
東京駅自体もリニュアル中で、周りも工事中の高層ビルばかりです。
その中の目玉である三菱地所の手掛けるツインタワー丸ビルも、2本目のビルが現在工事中ですが1本目のビルはすでに完成オープンしており、外観も中もじっくり見てきました。
その後、無事友人と落ち合い自宅のある江東区豊洲に向かったのですが、ここも高層マンション建設ラッシュで物凄いことになっていました。
ただただ圧倒されるばかりで、東京の開発力の凄さと言うか圧倒的なパワー、迫力を肌で感じた一時でした。
破壊と創造を物凄いスピードで繰り返す東京。
地方とのエネルギー差は追いつく事の無い次元まできているように感じます。
エスクロー調査
不動産を購入する際に「重要事項説明書」というものがあります。これは売買契約を締結する前に購入する物件の重要な事項について説明を受ける目的の書類です。
この書類に記載されていることが正確で不備が無く、それを理解した上で購入をするのであれば不動産のトラブルは無いと言って過言ではありませんが、その中の「物件の瑕疵」については調査の範囲、説明に仕方によって解釈が変わり多くのトラブルの原因になっています。
最近では、判例や行政指導などから宅建業者の法順守の意識が強くなってきていることもあり、以前に比べれば慎重に対処しているようですが、問題意識の低い業者や以前からの慣習で仕事をしている業者も少なくはありませんので、購入者自身が自己防衛をする手立てを考える必要があります。
そんな中考え出されたのが、第三者による情報開示システムです。外国では「エスクロー調査(第三者による情報開示条件付不動産売買)」という制度があり、これを利用して不動産を購入するのが一般的だそうですが、契約後でも定められた期間内に買主側で調査依頼(エスクロー調査)をし、内容に問題があれば解約もできるという優れた制度です。
残念ながら日本ではそのような制度はありませんが、大切な不動産を購入する際には不可欠なことでもあり、そういう意識を持って購入をするのが理想だと思います。
当社でも取り組んでいる「バイヤーズエージェント」あるいは「不動産調査」サービスは、それらに近い考え方を持ったサービスです。大切な不動産購入をする際には利用を考えてみてはいかがでしょうか。
現場見学会
先週の土曜日に不動産バイヤーズエージェント提携企業さんでもあるカーサカレラ木口建築さんの現場見学会に行ってきました。
こちらの施主さんは住替えでの計画なのですが、所有していた不動産の売却を当社でお手伝いさせていただいた経緯もあり私自身ご縁があった方でもあります。
さて建物は、木口設計士ならではの個性的な提案が随所にちりばめられており、また施主さんの思いもあちこちに反映されている素敵なお宅でした。
当日は、不動産購入から計画のお客様がいらっしゃれば対応させていただくつもりでしたが、次から次に来場されるお客様にビックリしてしまいました。
「今回は告知をあまりしていないので少ない方ですよ~」と木口設計士は言われてましたが、昨今の住宅不況とは縁遠い盛況ぶりで、個性的な住宅を提案しこだわりを持って仕事に取り組んでいる会社はやはりニーズがあるんだな~と再認識させてもらいました。
そして、もう一つ興味深かったのは、木口設計士さんで過去に家を建てられたOBの施主さんが多く見えられていたとこです。
家を建てても家を見ることが好きで、また建築をしてもらった設計士さんが今度はどんな家(作品)を建てたのか興味あって来場されているようです。
いい出会いがあって、信頼し任せて、納得した家作りが出来て、今も時々顔を合わせられる関係。理想の住まい作りを感じれた見学会でした。
コンサルティング協会
岡山ではまだまだ認知の低い住宅コンサルティングですが、首都圏では多くの住宅コンサルタントが活躍されています。
そんな中、コンサルティングの協会が出来たという話を聞いて早速HPを覗いてみました。協会の名前は「日本ホームインスペクターズ協会」、コンサルティングの中でも「住宅診断」を中心に活躍されているコンサルタントの方々が参加され出来た協会のようです。
このような協会が出来ることは住宅コンサルタント業をしている一人として喜びを感じます。また、多くのコンサルタントの方々がこのように協力しあえる環境であることを羨ましくも感じます。
不動産を取り巻く環境は年々変化しています。契約内容も複雑化し建築物も多種多様の物が出てきています。そんな状況の中から生まれた「住宅コンサルティング」は、今後購入者に取って必要不可欠なものになってくるのだと確信しています。
このような活動が多くの不動産購入者の方々の目に留まり、広く利用されるきっかけになることを願っています。
資金計画(住宅ローン)
不動産の購入時に一番気になる資金計画。ほとんどの方が住宅ローンを利用して住宅を購入しますが、最近は金融機関の審査が一段と厳しくなってきています。
土地も希望の場所が見つかり、お気に入りの住宅会社でプランを詰め見積りを出し、資金の確定のため金融機関に事前審査をお願いしても、希望金額の借入が出来なく計画が頓挫するという案件が見受けられます。
折角の購買意欲に水を差すような話ですが、金融機関も貸したお金が問題なく返済されないことには事業がなりたちませんので、昨今の不動産市場の返済事故などを考えると慎重にならざるおえないのが現状でしょう。
今話題のサブプライムローン問題も大きく影響をしており、住宅ローンに関する審査は益々厳しくなるのではないかと思われます。
不動産購入にはスピードが求められるケースが多々あります。特に良い物件と言われる物ほど短い時間で判断を求められたりするものです。折角早く決断しても、住宅ローンが通らないという自体になることは避けたいものです。
それを防ぐ為には、計画を進めるのと同時に金融機関に相談をしておく事が大切です。購入対象が決まっていなくとも借入がいくらくらい出来るのかは教えてくれますし、個人の信用情報を確認しておくことは後々の事を考えても必要不可欠です。
最近の金融機関は、土曜・日曜日も住宅ローンセンターと言う形で営業をしていますのでお休みの日にでも気軽に相談に行けます。ぜひ活用して見て下さい。
GW
あと10日程でGWに突入します。今年は連休が取りにくいこともあり近場でレジャーと言うのが多いそうです。
住宅・不動産においては、ゆっくりと家族で時間が過ごせ季節も心地良いだけに、GWは絶好の選択時期になります。
また、年内に入居と思っている方は、この時期がタイムリミットでもあります。
したがって各住宅・不動産会社は、各地にイベント会場が設け多くの集客を図ります。お得なキャンペーン等も設定されますので、今が購入時期と思われている方はそれらを利用するのも一つの手です。
ただ、どこの会社も競合にはなりたくない気持ちから、プレゼン・クロージングも早くなりがちです。慌てず、焦らず、必要と思われる点は必ずおさえてから選択をして下さい。
迷って決めれないという方は、住宅コンサルの活用も考えて見て下さい。
新年度
新年度になりました。世の中いろいろな事がありますが、新たなスタートを迎える4月は何か新鮮な感じがする月です。暖かくなると気持ちも高揚し、新しい事にチャレンジしたくなるものです。
大きな買物である不動産についても同様で、昨年秋からずっと低調な取引となっていましたが、先月3月だけは少し持ち直したように思います。
ただ、年度末特有である住宅会社の特別なキャンペーンに絡んだセールスの結果とも言えますので、潜在重要が喚起したわけではないようですから、まだまだ、先行きは不透明です。
実際、不動産の市場は昨年末ぐらいから「売り」情報が「買い」情報を上回っている状況に変わっています。
選択の幅が広がることは消費者にはプラスです。しかし、購入側としては選択の余地が増えた分、購入時の条件等見極める力が必要になってきています。
目先に惑わされず、賢い買物が出来るようにしましょう。
確定申告
現在、確定申告の真っ只中です。私も自身の税務申告のため会場に行ってきましたが、人、人、人だらけで100人待ちの中手続きを済ませました。
住宅や不動産に関しての確定申告と言えば、住宅ローン控除申告や売買にともなう譲渡損失控除の申告が思い浮かびますが、結構忘れがちになっているのが住宅取得に関して受けた贈与税の申告です。
住宅を取得する折に親族からの援助を受ける方はかなり多いです。親であっても一定金額以上の贈与を受けた場合は申告を行なう必要があるのですが、その意識は薄く何もしていない方も多いようです。
税は自己申告によって納めるものです。例え忘れていたとしても、していなければそれなりのペナルティがありますから気を付けて下さい。
現在、贈与税には、暦年課税と相続時精算課税という二通りの課税方式があります。その特徴をよく理解した上で自分に合った贈与を受け申告を行なうようにしましょう。
物件調査
不動産の物件調査が多くなりました。気に入った物件が見つかっても利害関係のある関係者からだけの情報だけでは何となく不安で・・・と言うような方からの相談です。購入を決断するときに、利害関係の無い第三者の意見も聞いて見たいと思うのは当たり前の事です。大切な不動産ならなおさらかも知れません。そんな方向けのサービスが物件調査サービスです。
当社で行なっている物件調査サービスの内容を少しご紹介します。
(1)権利関係の確認や物件概要の確認
(2)周辺環境の調査(隣地関係)
(3)売買を行なう場合の問題点
(4)契約時のアドバイス
(1)は基本的に物件資料にある内容の再確認ですが、(2)や(3)については、我々サイド(お客様目線)での調査で独自のものです。買主の要望に合わせて現地に出向き確認するのですが、周辺のヒアリングに加え、不動産のプロから見た玄人情報も合わせて報告しますので結構喜んでいただいています。
最後の(4)は契約をする場合の具体的なアドバイスで、トラブルを未然に防ぐ為のアドバイスです。
2~3日お時間をいただければ対応出来ますので、購入に際して第三者の意見を確認したいと思う方はお気軽に活用なさってみて下さい。
2月、3月は不動産月
年度末の近づく2月、3月は不動産業界の動きが活発な月でもあります。
転勤・就学などの社会的な動きが年度変わりを基点としている事がその大きな理由です。
特にお子さんのいらしゃる家庭では、子供の成長と住まいのあり方が密接に関係していることもあって、就学の機会が住宅所得を行なう大きな動機になっています。
いつかはマイホームと思いつつ、中々踏ん切りのつかない高価で難しい買物ですが、それを後押しする理由が出てきた時には物凄いスピードで家作りは始まるものです。
ただし、長期のローンを組んで購入する物である分けですから、将来設計をきちんと見据えて、無理をしない購入の仕方をする必要はあります。
焦らず、慌てず、自分の身の丈を知った上でそれに合わせた不動産(住宅)を購入していきましょう。